サイコパスとは「嘘」と「同情を求める姿勢」を併せ持つ人

サイコパスの定義

サイコパスの定義は論者の立場により少しずつ異なっており、一定ではありません。

私は【サイコパスとは「嘘」と「同情を求める姿勢」を併せ持つ人である】と考えています。

サイコパスと接すると、当初は話が面白い人物という印象を受けます。しかし次から次へと嘘をつくので、次第に混乱してしまいます。

サイコパスが同情を求める姿勢を示すのは、自分の都合のいいように相手をコントロールするためです。

サイコパスの特徴

サイコパスにはいくつかの特徴があります。

  • 他人を利用する対象として扱う。
  • 自分にも他人にも無責任。
  • 刺激のない生活に耐えられない。

などです。

サイコパスは自分に対しても無責任なので、例えば刑事事件の執行猶予期間中であっても新たな犯罪を犯します。

「常に刺激を求めている」という特質を理解することが、サイコパスの行動を読み解く一助となります。

サイコパスの避け方

サイコパスは「嘘」と「同情を求める姿勢」を併せ持つ人です。

「嘘」については、証拠がない限り、それが「嘘」であるかどうかは判別し難いです。そこで「同情を求める姿勢」の有無に着目します。

同情を求める人、すなわち「自分可哀想アピール」をする人からは距離をとります。そうすることでサイコパスに利用される事態を避けることができます。

■追記

サイコパスは、次から次に嘘をつきます。たくさんの嘘が積み重なっているので、サイコパスの語るストーリーには筋の通った統一性はなく、異物感のようなものが挟まります。行動にも緻密さはなく、詰めが甘いです。サイコパスからは「ゆるい」印象を受けるのが通常です。そしてサイコパスはそのゆるさを愛嬌に転化させようとします。

サイコパスは、普段は愛想のよい楽しい人です。しかしその嘘を証拠をもって指摘し、逃げられないところまで追いつめると、サイコパスはぞっとするような冷たい表情を見せます。

サイコパスにとって、他人を利用することは必須です。こちらがサイコパスとの関係をバッサリ断ち切ると、彼らはそれまでの利用者に執着せず、次のターゲットを探しに行きます。意外とあっさりしています。執着している間は他人を利用することができないので、それがサイコパスにとって無駄に感じられるのでしょう。